雑談

丸10年

今日で、NZに滞在を始めて、丸10年!!

10年前の今日、日本を旅立ち、Malaysiaを経由し、翌日14日にNZに到着した。

出発の時に、関空で撮ったもの。当時のコンデジ200万画素で撮影。
このカメラは、空き巣に入られた時に盗まれて、今はない...

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ここからの積み重ねで、今の僕がある。
振り返ると、もう10年も過ぎてしまったのかぁ、という感じ。
渦中にいる時は長かったけれど、思い返せば、あっという間。
まぁ、加齢とともに、時間の過ぎるのは早くなるので、余計そうなんだろうね。(笑)

いろーんなことがあり、いろーんな人との出会いがあり、日本では味わえなかったことを一杯経験し、あらゆることに感謝感謝、である。

写真に関しては、まだまだだし、課題は山積みではあるけれど、今日はひっそりと自分自身にお祝いをしようかな。

そして、次の10年に向かって、更にいい成果が出せるように気持ちを新たに、そして、気持ちを引き締めて臨んでいきたいと思う。

明日、本番

夏なのに天気が悪いねぇ。
昨日なんて、冬のような雨の降り方だった。
今日は、場所によって降っていたり降っていなかったり。
ちょっと蒸しております。


さて、明日は本番の日。
ええ、僕の講義の本番の日。
しかも英語で。

英語でなんか講義できないって!
なんかめちゃくちゃ緊張しそう。
幸いなのは、生徒にネイティブ・スピーカーがいないことかな。

どういう内容を喋る予定か、サラッと書いておきます。

A message from one photographer to you, a CG designer
これが題名。
「あるフォトグラファーから、コンピュータ・グラフィックス・デザイナーであるあなたへのメッセージ」

全員が全員、僕が考えていることに賛同してくれるとは思わないので、あくまで、あるフォトグラファーはこう思っている、という内容。

テーマは、
If a CG designer edits or manages a photo well, a photographer feels happy.
「どのように写真を使ってもらえると、フォトグラファーは嬉しいか。」

フォトグラファーなら誰しも経験があると思う。

雑誌やら何やらに掲載された時に、勝手にトリミングされたりして、全く違う写真になってしまったこと。

デザイナーはいいよ。
好き勝手にそうできるし、オリジナルがどういうものかはわかっているから。

でも、読者はそんなのわからない。
出ているものが全てだから、その掲載されているものがフォトグラファーの「センス」だと思ってしまう。
センスのいい掲載であれば言うことなしだけれど、全くもって不本意な掲載だと本当に困るんだよね、こちらとしては。

撮った側からすれば、出した写真が最終形なので、出来るだけそれを崩さないで掲載してほしい。
もちろん、誌面の都合でトリミングやら何やらをしなければいけない時があると思う。
そういう時は、是非とも、センスのいい編集をしてほしいのである。

この経験を基に、講義をする。

具体的な講義内容は、
・構図について ← これが一番大事
・ホワイトバランスについて
・明るさ調整について
の3本。

最低でもこれらを押さえておいてくれれば有り難いかな、と。

こういう内容を英語で講義するのである・・・
あぁ、鬱である・・・

もし、聞いてみたい、という人がいれば、10時までに現場に来てくれれば見られるかも?!
見てほしくないけれどね。(苦笑)

さて、またイメージトレーニングをしますか。

とっても残念なお知らせ

午前から午後にかけては仕事をし、その後は友達を写真展で迎えた。

一度日本に戻り、こちらで勉強をしたい、ということで出戻ってきた人。
その人が友達も連れてきてくれた。

僕の写真について、経歴についてじっくりと聞いてもらった。
こういう時って、本当に僕は喋りまくるからね。(笑)

満足して家に戻った。

郵便物が一通。
出版社から。

封を開けてみてみると、まず、Land of Cloudsというのが目に入った。
もしや・・・、と思った。

ええ、案の定。

1冊目の写真集、New Zealand Land of Cloudsはどうやら残り20冊で絶版になるそうだ。
増刷はなし。

その20冊を記念に差し上げるので云々かんぬん。

まだまだ在庫はあると思っていたけれど、とうとうこの日が来てしまった。
ずーっと残っているのも問題だけれど、こうやってなくなってしまうのも悲しいね。

ということで、実家にある分と僕の手元にある分、そして、その20冊で最後になる。
50冊ちょっとかな。

もし、ほしいという方がいらっしゃいましたら、出来るだけ早くお買い求め下さい!
僕の方に連絡を頂ければ送付させて頂きますので。

本当にいい写真集なんです。
nzlandofclouds200dpi8cm.jpg

こういうのが書店からなくなるなんて、本当に残念。

この写真集は絶版になるけれど、次、新たなものが出せるように頑張りたいと思う。
応援の方、よろしくお願いします。m(_ _)m

頼まれごと

今日は一日、写真展の会場にいる日。

前回のクソ寒い教室は、授業で使われることになったので、今日からは小さいけれど、そんなに寒くない教室をあてがわれた。

午前中は誰も来ず、パソコンを触って時間を潰していた。

そこに、コンピュータ・グラフィックス・コースの先生が入って来た。

「いいアイデアがあるんだけれど。」と言われて、ピーンと来た。

「私のクラスで、ちょっと講義をしてほしいんだけれど。」と。

あぁ、やっぱり...
そのうち、そういう話が来そうな気がしていたんだよね。

日本語であれば、いくらでも喋られるけれど、専門的なことを英語で喋るとなると、ちょっと辛い。

なんてことを頭の中で思いながら、その先生とどういう風にすればいいか相談。

その場ではこうしようというアイデアは思い浮かばなかったけれど、一人になってから色々と考えてみた。

彼らは、CGを勉強しているので、写真そのもののことを知る必要性はない。
写真は、彼らにとっては「素材」の一部である。

その観点から、そして、フォトグラファーとして、どうやって写真を使ってくれると嬉しいか、という観点から講義をしようかな、と思っている。

そんなに長時間話するわけではないので、すごい内容は必要性ないのだけれど、ある程度の粗筋を考えた。
あとは、それにあった写真を選ぶだけ。

実施日は、来週の水曜日予定。

さてさて、どうなるのやら・・・

ちなみに、CGデザイナーは、人材不足分野らしく、永住権のポイントもかなり高いらしい。
その分野で活躍してみたい人は、こっちに来てみてもいいかも。

♪初体験♪

『初体験』
この言葉にはやはり甘く淡い響きがあるよね。

が、エロいことを期待した人、ごめんなさい。
そんな話ではありません。

今日の初体験、それは・・・

この家のフラットのオーナーが家具を捨てたいということで、レンタカーをして有料粗大ゴミ捨て場に捨てに行くことに。

そのレンタカーとはトラック。
長さはバンよりちょっと長いトラックである。

そう、これが僕の初体験。
そんなのは生まれてこのかた運転したことはない!
それを僕に運転してほしいと言う。

無茶な!
とは思ったものの、男としてはやはりしてあげないと、という使命感で運転。

運転してみると意外や意外。
運転しやすいのであった。

ハンドルなんて僕の車よりもよく切れ、曲がることには一切苦労しなかった。

車の幅は勿論広いのだけれど、サイドミラーがとても大きかったため、見やすく、全然その幅は気にならなかった。

なんだ、トラックってこんなに運転しやすかったのだ、というのが感想。
自分の車より運転しやすかったよ。

ただ、アクセル踏んでもスピードは出ないし、ブレーキがちょっと利きが悪かったけれど。

とてもいい初体験でした!


次の初体験。

昨日、お客さんと飲んでいたのだけれど、その人達は最新系の携帯を持っていた。

普通見る携帯には単にカメラやビデオ用のレンズがついているだけ。
僕はそんなものしか見たことがなかった。

が、昨日の携帯はちょっと違っていた。

携帯カメラの弱点は明るい場所でしか撮れないところ。
そんなカメラにフラッシュを付けるなんてかなり大変。
苦肉の策なのか、そこそこ明るめのライトがついており、それが照明となって撮影できていた。

そんな携帯なんて見たことなかったので驚いてしまった。
ただ、至近距離でしか撮影できないみたいだけれど。

日本の携帯もそんな風になっているのかな?

あんなの多用していたらバッテリーの持ちが悪いとは思うけれど。

こんなNZにいて貧乏生活していたら何にでも驚いて感動してしまうよ。
そういう気持ちを忘れてしまった人、NZにいらして世の中の情報から遮断して貧乏生活をいかが?

と、最新のものには敏感な日本人だけれど、ちょっとしたことで驚いてしまった昨日の初体験であった。
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