2010年02月

明日、本番

夏なのに天気が悪いねぇ。
昨日なんて、冬のような雨の降り方だった。
今日は、場所によって降っていたり降っていなかったり。
ちょっと蒸しております。


さて、明日は本番の日。
ええ、僕の講義の本番の日。
しかも英語で。

英語でなんか講義できないって!
なんかめちゃくちゃ緊張しそう。
幸いなのは、生徒にネイティブ・スピーカーがいないことかな。

どういう内容を喋る予定か、サラッと書いておきます。

A message from one photographer to you, a CG designer
これが題名。
「あるフォトグラファーから、コンピュータ・グラフィックス・デザイナーであるあなたへのメッセージ」

全員が全員、僕が考えていることに賛同してくれるとは思わないので、あくまで、あるフォトグラファーはこう思っている、という内容。

テーマは、
If a CG designer edits or manages a photo well, a photographer feels happy.
「どのように写真を使ってもらえると、フォトグラファーは嬉しいか。」

フォトグラファーなら誰しも経験があると思う。

雑誌やら何やらに掲載された時に、勝手にトリミングされたりして、全く違う写真になってしまったこと。

デザイナーはいいよ。
好き勝手にそうできるし、オリジナルがどういうものかはわかっているから。

でも、読者はそんなのわからない。
出ているものが全てだから、その掲載されているものがフォトグラファーの「センス」だと思ってしまう。
センスのいい掲載であれば言うことなしだけれど、全くもって不本意な掲載だと本当に困るんだよね、こちらとしては。

撮った側からすれば、出した写真が最終形なので、出来るだけそれを崩さないで掲載してほしい。
もちろん、誌面の都合でトリミングやら何やらをしなければいけない時があると思う。
そういう時は、是非とも、センスのいい編集をしてほしいのである。

この経験を基に、講義をする。

具体的な講義内容は、
・構図について ← これが一番大事
・ホワイトバランスについて
・明るさ調整について
の3本。

最低でもこれらを押さえておいてくれれば有り難いかな、と。

こういう内容を英語で講義するのである・・・
あぁ、鬱である・・・

もし、聞いてみたい、という人がいれば、10時までに現場に来てくれれば見られるかも?!
見てほしくないけれどね。(苦笑)

さて、またイメージトレーニングをしますか。

3週目

今週から写真展は3週目。

先週までは僕が現場にいると、誰かしら来てくれていたのでとても嬉しかった。

が、今日はだーれもいらっしゃいませんでした...

まぁ、月曜日だから仕方ないかな、と。

今週は、月水金と現場におります。
詳細はこちらからどうぞ!


さて、昨日はウェディング撮影で、ハラハラドキドキ状態だった。

まず、天気。

少し前の予報では問題なかったけれど、日付が近づくにつれ、雨マークが付いた。
実際、昨日の朝、雨が降り始め、一体どうなる?!という感じだった。

だって、農場でする野外ウェディングだったから!

もし、これが降り続いたら場所替えをしてやるんだろうな、と。
せっかく準備したものが活かされなくなる。

結果から言うと、準備チームが現場に移動中の時は雨だったけれど、到着してからそんなに深刻な雨ではなかったそうだ。

そして、式が始まる辺りから晴れ間も見えてきた!

とりあえず、天気に関しては一安心。

次のハラハラドキドキは、その式会場での撮影。
木陰があったり、なかったり。
新郎新婦が立つ辺りが木陰で、それ以外は日なた。

これ、めちゃくちゃ辛いんですけれど...

輪をかけて、空は晴れたり曇ったり。
これがあまりにも変化が激しすぎるので、撮影はかなりきつかった。
瞬時に露出を判断して設定し、撮影。

これ、デジカメでなければかなりきつい。
フィルム時代のフォトグラファーはさぞや大変だったと思う。

これもなんとかこなし、フォトツアーをして撮影終了。

終わったらもうグッタリ。

NZの夏のウェディング撮影は、本当にきついよ。

でも、新郎新婦はノリノリだったので、いい写真が撮れた。
それが一番である。

とっても残念なお知らせ

午前から午後にかけては仕事をし、その後は友達を写真展で迎えた。

一度日本に戻り、こちらで勉強をしたい、ということで出戻ってきた人。
その人が友達も連れてきてくれた。

僕の写真について、経歴についてじっくりと聞いてもらった。
こういう時って、本当に僕は喋りまくるからね。(笑)

満足して家に戻った。

郵便物が一通。
出版社から。

封を開けてみてみると、まず、Land of Cloudsというのが目に入った。
もしや・・・、と思った。

ええ、案の定。

1冊目の写真集、New Zealand Land of Cloudsはどうやら残り20冊で絶版になるそうだ。
増刷はなし。

その20冊を記念に差し上げるので云々かんぬん。

まだまだ在庫はあると思っていたけれど、とうとうこの日が来てしまった。
ずーっと残っているのも問題だけれど、こうやってなくなってしまうのも悲しいね。

ということで、実家にある分と僕の手元にある分、そして、その20冊で最後になる。
50冊ちょっとかな。

もし、ほしいという方がいらっしゃいましたら、出来るだけ早くお買い求め下さい!
僕の方に連絡を頂ければ送付させて頂きますので。

本当にいい写真集なんです。
nzlandofclouds200dpi8cm.jpg

こういうのが書店からなくなるなんて、本当に残念。

この写真集は絶版になるけれど、次、新たなものが出せるように頑張りたいと思う。
応援の方、よろしくお願いします。m(_ _)m

頼まれごと

今日は一日、写真展の会場にいる日。

前回のクソ寒い教室は、授業で使われることになったので、今日からは小さいけれど、そんなに寒くない教室をあてがわれた。

午前中は誰も来ず、パソコンを触って時間を潰していた。

そこに、コンピュータ・グラフィックス・コースの先生が入って来た。

「いいアイデアがあるんだけれど。」と言われて、ピーンと来た。

「私のクラスで、ちょっと講義をしてほしいんだけれど。」と。

あぁ、やっぱり...
そのうち、そういう話が来そうな気がしていたんだよね。

日本語であれば、いくらでも喋られるけれど、専門的なことを英語で喋るとなると、ちょっと辛い。

なんてことを頭の中で思いながら、その先生とどういう風にすればいいか相談。

その場ではこうしようというアイデアは思い浮かばなかったけれど、一人になってから色々と考えてみた。

彼らは、CGを勉強しているので、写真そのもののことを知る必要性はない。
写真は、彼らにとっては「素材」の一部である。

その観点から、そして、フォトグラファーとして、どうやって写真を使ってくれると嬉しいか、という観点から講義をしようかな、と思っている。

そんなに長時間話するわけではないので、すごい内容は必要性ないのだけれど、ある程度の粗筋を考えた。
あとは、それにあった写真を選ぶだけ。

実施日は、来週の水曜日予定。

さてさて、どうなるのやら・・・

ちなみに、CGデザイナーは、人材不足分野らしく、永住権のポイントもかなり高いらしい。
その分野で活躍してみたい人は、こっちに来てみてもいいかも。

いいタイミング

今日は、日本から来た、新婚旅行を兼ねた友達カップルを写真展にお連れした。

奥さんの方が、僕と友達で、僕が英語学校に入った日と同じ時に入った人。
しかも、同郷というからこれまたぶったまげた出会いだったのである。

かれこれ9年ぶりのNZで、新婚旅行を兼ねて、また、旦那さんにNZを見てもらいたくて来たとのこと。
タイミングよく、僕の写真展とぶつかったので、お連れした次第。

神戸でも見てもらっていたので、馴染みのある写真もあったと思う。
写真を見ながら、見終わってからも雑談をしていた。

その時、写真展の始まり側に、別の日本人らしきカップルが。

雰囲気的に、この学校の生徒ではなさそう。
声を掛けてみると、この写真展を見に来たとのこと。
日本語情報誌の広告を見て。

おぉ、これはとても嬉しい!

一通り見て頂いてから、ちょっと雑談。

なんと、男の人の方は、日本でプロとして、サーフィンを撮影していると!
こ、これは!!
そういう人が見に来てくれるなんて、本当に嬉しい。

本当なら今日は、この場所にいなかったのだけれど、日本の友達を連れてこの場にいたタイミングにこうやって会えるとは!
本当にいいタイミングであった。

まだこちらに来て間もなさそうだし、英語学校に行かずに行動しているため、あまり日本人の知り合いがいないらしい。
何かあったら、ということで、僕の名刺をお渡しした。

人数は少ないとはいえ、なんだかんだと毎日誰かしらが来てくれるのは嬉しい。
また、僕がいるタイミングで会えるのは本当に嬉しいね。

明日は一日いる日。

新たな人が来てくれるだろうか??
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