2007年11月

京都の写真まとめ

今日、本当は仕事があったのだけれど、キャンセルされてしまったので、部屋のちょっとした掃除と京都で撮った写真をまとめた。

興味のある人はこちらからどうぞ。
「紅葉 in Kyoto of 2007」がそれ。
NZで撮った写真ではないけれど、まぁ、いいでしょう。(笑)

60枚ちょっとあるし、Blogで見せたサイズよりも大きいので、それなりに見応えはあると思う。

京都で撮影していて思ったけれど、やはりこういうスタイルが僕は好きなんだなぁ、と。

どういうスタイルかというと、「逆光」。

写真を撮っている人って、それぞれにこだわりがあって撮影していると思う。

抽象的なものを撮影するのが好きな人、動物写真が好きな人、マクロの世界が好きな人、etcetc。

僕の場合は、風景であれポートレートであれ撮っていて好きだなぁと思うのはやはり逆光。

ここにはないから見せられないけれど、写真を始めた頃、1990年の後半かなぁ、に撮った写真が多分、僕にとってのそれの始まりだと思う。

イメージができるならしてほしいのだけれど、場所は湖。
キラキラと光った湖面を前に子供がいる。
それを僕が撮ったのだけれど、その子供はその逆光で真っ黒。影絵をイメージしてもらえればいいかな?
その湖面のキラキラとその影絵が僕の理想としていた写真で、写真の「し」の字も知らなかった僕としては、その写真が撮れたのがとても嬉しくて友達にこれが僕の好きな写真だ!って言った記憶がある。

あれから10年ほど経っているけれど、今でもやはりその時の感動が残っているんだと思うなぁ。
だから、今でもまだそれを撮り続けているし、それを撮りたいと思っている。
あの頃と今の違いは、「意図」して撮影できるかどうか、かな。

とまぁ、京都でもやはりそういう写真を撮っていたのである。
幸い天気もよかったしね。

なんであれ、僕が日本の写真を撮っているということ自体、友達に「違和感がある!」って言われたし、僕もそう思うし。(笑)

日本はやはりNZと違って「繊細さ」があるね。
NZってパッと見の美しさがあるけれど、日本の美しさはジワジワくる美しさ。
そして、歴史もあるので、重厚さも加わってくる。

そして、日本の風景は「調和」だなぁと思う。
建造物が自然の中にあっても違和感ないし。

どっちがいいとかそういうことではなく、どちらにもよさはあると思う。
が、NZのパッと見の美しさは最初の印象はすごく強いけれど、それが持続するのは難しい。
が、日本の美しさは、ジワリジワリくるのでまた見返してみたくなるようなもの。

それを思うと、僕の写真はやはり日本的なんだろうな、と。

僕ってどう頑張ってもコンテストで優勝できるような「派手」な写真が撮れない。
なんか全て大人しい写真になるんだよね。

でも、それはそれでいいと思っている。

1枚1枚をじっくり味わってもらい、あたかもそこにいるかのような錯覚に陥ってもらい、また、その写真をじーっと見ているとその中で時間が流れているような、動画のように景色があたかも動き出しそうな思いを持ってもらえれば、と思っている。

と、こういうことを考えながら撮影しているので、僕の写真を見てそう思って頂けていたら、僕としてはとても嬉しいのである。

そして、その写真が京都であれNZであれAUであれ、見た人がそこに行ってみたい!と思ってもらえればいいな、と。
(実際の場所と写真とは違うじゃないか!というクレームはなしで。(笑))

時差がプラス4時間に

昨日、Blogの方が書き込めなかったので、改めて。
昨日アップする予定だったBlogです。


とうとう戻ってきてしまったNZ。

やはり日本はいいなぁと思う。
が、これってあれなんだよね。
僕が日本に戻る時は旅行者のようなものなので、日本の人が海外に旅行行くのと同じ。
だから、僕にとっての現実の世界であるNZに戻るのは結構気が重かったりするのである。

とか言いながらも、戻ってくるとホッとするのは、この国が第二の故郷のようなものになっているからなんだろう。

今回の3週間は終わってみればあっという間だったけれど、今までにない面白い帰国であった。
これが毎回ならかなり面白いんだけれどね。(笑)

さて、昨日から。

最近、持ち込みの荷物が厳しくなったということで、頑張って旅行鞄に全てを詰め込んだ。
が、乗り込んでいる人達の荷物を見ていると、2つ3つも鞄やらお土産やらを持っている人がいる。
あれって本当にいいの?って思ってしまう。
僕もそうしたいけれど、ダメだ、と言われてその場で鞄に詰め込むなんて面倒なので強引に詰め込んだんだけれど。

去年からやっていること。
空港の本屋で文庫本を買うこと。
町中にある大きい書店って数が多すぎて選びにくい。
しかし、こういう小さな書店であれば売れすぎが並んでいるので選びやすい。
去年同様、自分を勇気づけるような本を。何冊か買い込んだ。

そして、飛行機の中。
日本からNZに来る時は夜に飛ぶ。
いつものことなんだけれど、寝られない。
しかも、今回は周りの環境がひどすぎて余計に寝られない。

消灯されたけれど、ビデオを観ていたら、僕の前の席のおばさんが何も言わず座席を倒してきた。思いっきり。一言くらいあってもいいと思うのだけれど...
30cm目の前に液晶画面があるってものすごく見づらいので、とりあえず観終わってから寝ることに。

すると、今度は、左斜め後ろの人。
仕方ないんだけれど、ずーっとゴホゴホしていた。
他の座席からはほとんど聞こえないので、この人だけ風邪を引いていたのだろう。

次は、僕の隣の人。
3つ並びの席で、間は空いていたのでよかったのだけれど、このおっちゃん。
あくびする時に、ガオーって言うんだよね。
なんだよ、そのあくびは!

結構静かになった頃、僕の右斜め後ろの人達。
どこぞの旅行会社の添乗員。
二人とも起き出して、ごそごそとお菓子を食べ始める。
まぁそれはいいけれど、思いっきり喋るな!

てな感じで、ほとんど寝られずに朝を迎える・・・
もう、いや!(泣)

夜中に飛行機に乗るって本当に嫌だよなぁ。

朝方に観ていたビデオも途中で切られてしまった。ガッカリ。

そして、入国審査。

僕は職業欄に「PHOTOGRAPHER」って書くのだけれど、過去の入国審査の人全てがこれに反応した。
今日も!(笑)
やはり日本人でこの職種って珍しいからかなぁ...
別に変なこと言われるわけではなく、向こうからすれば興味本位で聞いてくるだけなんだけれどね。
この辺はNZらしいというか。

という感じにいつものNZに戻ってきたのである。

オーナーの話では、先週からかなり暖かくなってきたそうだけれど、昨日と今日はそうでもなかったようだ。
それでも、日本よりは十分暖かい!
これから夏なんだなぁ...

そうそう、日本でもガソリンの話題はひっきりなしにあがるけれど、ここNZはもっとスゴイ。
1リッターがNZ$1.739!
ここまで上がったのは初めて見たよ。
これからどうなるんだろう??

やはりNZのネットの速度は遅すぎる!

ということで、買い出しをし、荷物を片づけ、これからの仕事に備えるのである。

さて、来年に向けて種まきやら何やらをしないと。
そして、また日本に帰るぞーー!

そうだ、京都へ行こう!

そうだ、やっぱり京都へ行こう!!

ということで、昨日、行ってきた。

しかし、思った。
休日のこの時期の京都は行くべきではない、と。

なに、あの混雑ぶりは!
車の人達はものすごく大変。渋滞渋滞渋滞。
(僕はもちろん、電車で移動。)

あの中で写真を撮るなんて無茶。(笑)
もちろん、ベテランの人達は慣れているようで、それなりに撮っているようだったけれど。
あと、外国の人も一生懸命写真を撮っていたなぁ。
彼らの目にはどういう風にこの景色が写っていたのだろう?

さて、今回の顛末。

思い立ったのが、前日の土曜日。

せっかく日本にいるのだから、そして、日曜日は天気が良さそうだったので、思い切って日帰り京都旅行を計画。
計画と言っても、別に厳密にどこに行こうとか考えたわけではなく、ガイドブックを見て適当に決めた。

京都に行くのは何年も前に友達と一緒に行ったきり。
さて、どんな撮影旅行になるだろうか??

まず、京都に到着してビックリ。
大混雑・・・
(京都在住の人は気の毒に思った。)

そして、目指すは、この間テレビでやっていた東福寺。

が、紅葉で有名な場所だからか、とんでもない人出!
あんな行列はそうそう見られるものではない...
結局、メインの拝観は諦め、人の少なそうなところを探して撮影。(笑)

この混雑にうんざりし、適当に退出。
そして、コンビニでお昼を買って、駅で立ち食い。

その後目指したのは三十三間堂。
少しは紅葉はあるかな?と思ったけれど、ほとんどなし。
記憶では、ここを訪れたことがなかったと思うので、単なる観光。
(もしかしたらあるかもしれないけれど、覚えていない。)

柱の数を数えながら仏像を見て回ったけれど、僕の数えた本数は1本多かった。(笑)

その後、豊国神社をチラッと見て、気になっていた南禅寺方面へ。

ガイドブックを見ると、永観堂の紅葉は古今和歌集にも歌われておりとてもいいとのこと。

が、やはりここも人人人・・・

このまま帰るのも勿体ないので、思い切って入ってみることに。

こう言うとものすごく失礼だけれど、この時期のここってものすごい「儲け」があるんだろうね。
一人千円。1日1万人訪れたとして・・・それが何日も続いて・・・(笑)

いやぁ、これで人が少なければとても雰囲気があるんだろうな、と思った。
これは誰もが思っていることだろうけれど。

今日はとにかく人の流れに乗って、撮影。
できるだけ流れを止めないように。しんどかった。
できれば止まって色々と撮影してみたい場所はあったけれどね。

あと、紅葉としては、もうちょっとかな、と。
まだ青い葉っぱも結構あったし。
もう1週間くらい後の方がいいかもしれない。
でも、山の方はどうなんだろう?

もう、腰は痛いし、歩きっぱなしで疲れたし、大変だった。
でも、今回の「来日」の目的でもあった紅葉を見られ、撮影できてよかったかな。

来ている人達は色々だけれど、若いカップルの多いこと!
クッソーーー!(笑)
意外だったのが、親子出来ている人達。
母親と娘っていう組み合わせが結構あったなぁ。

僕としては、今後この時期に京都に行くなら、平日にしたい。
あと、やはり数日費やさないと。
平日でもそれなりに人はいるだろうけれど、さすがにこの三連休の混み具合ほどではないだろうしね。
この自由業を続けていられるなら...

とまぁ、とりあえず、ここでは10枚だけ厳選し、ご紹介。
京都の紅葉は多くの方が撮られていて、何も珍しいものも目新しいものもないだろうけれど、「僕らしい」写真をここに置いておきます。
後日、サイトの方に他の写真もアップしますので、しばしお待ちを。
但し、有名なランドマークはほとんど撮っていないので、ご容赦を。m(_ _)m

それではどうぞ!


東福寺に行く途中にて。
この先の臥雲橋から有名な通天橋への景色は、人の頭越しで見るだけで写真は諦めた。
この時点で既に東福寺の人混みの洗礼を受けたのである...
img_4732.jpg


なんか日本らしい建物と絡めたいなぁと思ってこういう感じで撮影。
img_4780.jpg


特別公開の月の輪殿跡を出た少し先にて。
僕らしい写真だわ♪
img_4869.jpg


蹴上駅から南禅寺方面に向かう途中にある線路上にて(誰でも歩ける)。
紅葉の下でピースサインで記念撮影。
img_4923.jpg


紅葉だけではなく、黄葉も綺麗だった。
img_4934.jpg


永観堂の中にて。
img_4950.jpg


お堂を拝観中に座ってホッと一息。
img_4957.jpg


午後の日差しがいい感じ。やはり逆光は美しい。
img_5016.jpg


えらいお坊さんなんだろうけれど、「有り難うございます。」だったか、「ようこそお参り下さいました。」だったか忘れたけれど、にこやかに頭を下げていた。
img_5038.jpg


南禅寺の方にて。
南禅寺は以前来たことがあるような・・・
やはり記憶がない...
img_5064.jpg



さて、これから帰る準備。
カバンの中に荷物は入るのだろうか??(笑)

そして、明日の夕方に飛びます。
多分、これが今回の日本滞在中の最後のBlogでしょう。

それでは、次はまたNZから!

大変ね

今日、某家電店で買い物。

もちろん、少しでも安くしてほしいので店員さんと交渉。

なんだろうね、なんか日本のこの手のお店って気の毒に思えてくる。
自分もある程度値切っておいて言うのもあれだけれど(笑)、その値切りに応えるために色々と考えてくれる。
結果的には向こうの言う通りにしないとその値段にならないのだけれど。

その値段にしてもらうために僕がしたこと。

・入会金、年会費無料のそこのポイント追加機能の付いたクレジットカードに加入。
・割引クーポンをもらうために、大型家電修理出張サービスに加入。現在は入会金不要だとか。
 どこで購入したものであっても出張修理をしてくれる。部品をメーカーから入手できるなら、費用はいらないとか。マジか?!っていうようなサービス。(笑)

前者はノルマで、と店員さんははっきり言っていた。
おいおい、そんなこと客に言ってもいいのかよ?と心の中で呟きながら話を聞いていた。(笑)

僕の方としては、購入物以外は費用がかからなかったし、値段もとりあえず納得だったので加入してあげた。

この業界はあの手この手で色々とやるようだけれど、すごいね。
NZだったら、値切れない、と言われてそれで終わってしまうこともよくあるんだけれどね。
(一応、NZでも値切ってみるのである。)

本当にご苦労様。


もうすぐNZに戻らなければいけない。

実家に戻ってきて何をやっていたのだろう?と思い返すが、大したことやっていないなぁ...

のだめの漫画を読破する目標はあったけれど、立ち読みできるところがあり、パラパラめくってみると、ドラマとほぼ同じような感じだった。
それだったらドラマの方が断然面白いよな、と。
もちろん、海外編の方は気になるんだけれどね。
それは年明けのスペシャルを楽しみに待つ。
読破は今回お預けし、来年かな?

CDもレンタルしてみたが、思ったほど借りたいと思えるものがなかった。
ここまでくると、新しいアーティストを聴きたいという欲求はなく、今まで自分が聴いてきた人達の新譜が気になる程度。

借りたのは、宇多田ヒカル、倉木麻衣、柴田淳。
え、これだけ?と自分でも驚いてしまった。
まぁ、他にも聴きたいものはあるのだけれど、今となってはマイナーなアーティストになってしまったようで、そこにはそういうのは置いていなかった。
もうちょっと大きいレンタル店に行かないとね。

あと、Tower Recordsで試聴してみて、オッ、と思ったもの。
徳永英明の女性アーティストの楽曲をカバーしたアルバム。
「Vocalist」「Vocalist 2」「Vocalist 3」
買おうとまでは思わなかったので、レンタルしてみた。
なかなか雰囲気のある歌い方で、Goodでござった。
しかし、この人のキーは高すぎる。
普通の男性の声では出せないね。

あと買ったものは、Hayley絡みで「服部良一生誕100周年トリビュート」アルバム。
何故かHayleyが「白バラの歌」という曲を歌っているんだよね。
別に何も縁もゆかりもないと思うけれど。
クラシック調の曲だから、という理由だけかもしれない。
日本語か?と思ったけれど、英語だった。ちょっと残念。
「シロバラ」っていうところだけは日本語だったけれど。(笑)

あとは、Vanessa Carltonの新譜。
NZでも買えるだろうけれど、輸入盤が安かったので。
まだ1回しか聴いていないのできちんとした評価は出来ないけれど、アルバムが新しくなるにつれイマイチになっているような...

とまぁ、あとは自分のCDライブラリをMP3にしてNZに持っていくだけ。

残すところ実質2日となってしまった。

あぁ、3週間前に戻り、もう一度ゼロからやりなおしたい!!(笑)

姫路城周辺のチョコッと紅葉

そんなに食べているわけではないのだけれど、胃が小さくなったからか、ずーっと満腹状態。
間違いなく太っている・・・

これではいかん、と思って、寄り道しながら姫路城まで自転車で行った。
この間行った時は、姫路城の表側しか行かなかったので、今日は裏側を。

朝のとある番組で、京都の東福寺の紅葉を中継していた。
いいなぁ、あんなに真っ赤で、と思いながらテレビを観ていた。

さて、姫路城周辺の紅葉はいかに??

場所は、姫路城北側の姫山公園(という名前だったと思う)。
この場所、結構好きなんだよね。

日差しが差し込むと色が出てくる。
img_4652.jpg


色づいているもの、まだのもの、色々。
img_4662.jpg


贅沢に、姫路城を「肴」に紅葉を。
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東福寺の紅葉を見た後だから、やはり物足りなさが...
でも、それなりの雰囲気は出ていると思う。
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これも姫路城を「肴」に。
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望遠レンズがあればもうちょっとバリエーションが出来たんだろうけれど。
img_4686.jpg


この親子の会話。
「お父さん、去年もここでこうやって撮ったよね。」
何気なくこの子は言ったんだろうけれど、なんかジーンとくる言葉。
何事もなく1年過ごせたということ。とても有り難いことだ。
そして、そのまま素直にまっすぐに育ってほしいと思う。
img_4697.jpg


上の写真はまだ曇っていたけれど、日が出ると鮮やか!
この木が一番綺麗だったな。
img_4704.jpg


こう見ると、すごい!って思うけれど、残念ながら全ての木がこうではない...
img_4707.jpg


でも、去年は不発だったようなので、まだマシだったかな?
img_4708.jpg



話では、姫路城横にある好古園(有料)だと紅葉が綺麗らしい。

京都行きたいけれど、うーん、と考えてしまう距離なんだよね。
お金の問題も出てきたし。(笑)
東京に行っていなければ間違いなく京都に行っていたな。


さて、昨日の話。

やっと自動車の免許の更新が出来た。

誕生日を過ぎての更新だったので、失効状態からの更新。

結論。

もう二度とこういうことはしない!
拘束時間が結構長かったし。

今後は、1年前に日本に戻った時に絶対に更新する!


そして、夜は大阪でお友達と会って飲み会。
初めての人もいたけれど、とてもいい飲み会であった。
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