オリバーママさんから暖房機は使わないの?という質問があったので、それをここでお答えします。
なぜここに書くのかというと、NZの電気の仕組みから説明しないといけないからです。
それでは開始。
NZは反核の国です。
よって、核爆弾だけではなく、原子力発電所もありません。
電気は水力、火力、風力発電でまかなわれています。主に水力ですが。
よって、水不足になったらどえらいことになるのです。
水道だけの問題ではなく、電気不足の問題にもなります。
よって、安価に電気の供給ができないため、NZでは電気代は高いです。
どのくらい高いか?
僕が実際に払っているわけではないので、わかりませんが(笑)、とにかく日本より高いとよく言われています。
次にこちらの電気、ガスの割合ですが、最近ではそうでもないようですが、家によってはガスのないところが結構あります。古い家は特にそう。
ちなみにこちらでは築100年とかそういう家はざらです。
家の中のものを全て電気でまかないます。
普通ならガスでまかなわれるお湯沸かし、ガスコンロなんかも電気です。
最悪なのがお湯供給の仕組み。
こちらではほとんどの家のお湯はタンク式になっています。
そのタンクを電気で沸かすのですが、溜まっている間は問題ないです。普通にお湯ができます。
しかし、それがなくなり、使い切った後どうなるか。
水が流れ込み、そこからお湯の沸かし直しです。
シャワーを3人くらい連続で入ったらお湯は空っぽ。
次シャワーを浴びられるのは30分後か?
こういう事情もあって、NZでは暗黙の了解として、シャワーは15分以内となっています。
お湯をはってのんびりシャワーを浴びて、なんていうのは、居候の身としては厳禁です。
とこんな感じです。
最近ではガスでお湯を沸かすところも多くなってきているようで、そんなお湯がなくなるという問題も少なくなってきているようですが、まだまだです。
ちなみに僕が住んでいる今の家はガスです。よって、お湯に関してはあまり気になりません。
さて本題。
こちらの暖房機にはどういうものがあるか。
・ドライヤーのような熱気の出るゴーゴーとうるさいヒーター。やたらと電気代がかかる。
・日本にもある電熱式のもの。これもそこそこ電気代がかかる。
・オイル循環式のヒーター(ジャバラ式のような見掛け)。節電効果はそれなりにあるようだが、暖まるまでにものすごーく時間が掛かる。
・ガスヒーター。これが一番温かくなるが、いちいちガソリンスタンドまでガスを買いに行かなければいけない。また、適当な時間に換気が必要。
・エアコン。夏場はそれほど暑くないNZでは、エアコンの普及率はかなり低い。よって、暖房で使うことも稀。
・暖炉。これは絶対に日本人が憧れるもの!暖炉のある家っていいですよね?いちいち薪をくべなければいけませんが、そこそこ温かくなる。しかし、問題が。Aucklandではそれほどでもないけれど、Christchurchのような寒い地域では暖炉を使っている家庭が多い。よって、ものすごい煙害が問題になっている。朝になると、霧ではない煙に街が覆われている。
というもの。
前のフラットでは、ドライヤーのような暖房機を使っていました。そのフラットは商売でやっているフラットなので、特に使うな、とは言われなかったから。
しかし、今の家は一般の家。
やはり電気代は節約したいもの。それに協力する形で暖房機は使っていません。別途お金を払えば使わせてもらえますが、電熱式のものしか使わせてもらえません。
僕としてはガスヒーターを使いたいけれど、この狭い部屋にそんなのを入れてなんかの中毒になってはかなわん、ということで今は控えています。
あまりにも寒くなって、お金に余裕があれば買いたいのだけれど。
ここで出番ですよ~、湯たんぽ!
日本だとブリキのようなもので作られたものを思い浮かべるでしょうが、こちらのは日本で言う、氷枕のようなゴム式です。
これにお湯を入れ、タオルか何かを巻いて、寒い部分に当てていれば結構暖まります。
今これを書いている僕は、椅子の上にあぐらをかき、その上に湯たんぽを置き、更に保温効果を高めるために分厚く大きなタオルを掛けています。
この湯たんぽは、特に寒がりな女の人のベッドのお供として愛用されています。
だったら、僕が「暖めて」あげるのに!(笑)
というのが、NZでの電気事情、ヒーター事情なのです。
早く自立して、普通に生活したい...
なぜここに書くのかというと、NZの電気の仕組みから説明しないといけないからです。
それでは開始。
NZは反核の国です。
よって、核爆弾だけではなく、原子力発電所もありません。
電気は水力、火力、風力発電でまかなわれています。主に水力ですが。
よって、水不足になったらどえらいことになるのです。
水道だけの問題ではなく、電気不足の問題にもなります。
よって、安価に電気の供給ができないため、NZでは電気代は高いです。
どのくらい高いか?
僕が実際に払っているわけではないので、わかりませんが(笑)、とにかく日本より高いとよく言われています。
次にこちらの電気、ガスの割合ですが、最近ではそうでもないようですが、家によってはガスのないところが結構あります。古い家は特にそう。
ちなみにこちらでは築100年とかそういう家はざらです。
家の中のものを全て電気でまかないます。
普通ならガスでまかなわれるお湯沸かし、ガスコンロなんかも電気です。
最悪なのがお湯供給の仕組み。
こちらではほとんどの家のお湯はタンク式になっています。
そのタンクを電気で沸かすのですが、溜まっている間は問題ないです。普通にお湯ができます。
しかし、それがなくなり、使い切った後どうなるか。
水が流れ込み、そこからお湯の沸かし直しです。
シャワーを3人くらい連続で入ったらお湯は空っぽ。
次シャワーを浴びられるのは30分後か?
こういう事情もあって、NZでは暗黙の了解として、シャワーは15分以内となっています。
お湯をはってのんびりシャワーを浴びて、なんていうのは、居候の身としては厳禁です。
とこんな感じです。
最近ではガスでお湯を沸かすところも多くなってきているようで、そんなお湯がなくなるという問題も少なくなってきているようですが、まだまだです。
ちなみに僕が住んでいる今の家はガスです。よって、お湯に関してはあまり気になりません。
さて本題。
こちらの暖房機にはどういうものがあるか。
・ドライヤーのような熱気の出るゴーゴーとうるさいヒーター。やたらと電気代がかかる。
・日本にもある電熱式のもの。これもそこそこ電気代がかかる。
・オイル循環式のヒーター(ジャバラ式のような見掛け)。節電効果はそれなりにあるようだが、暖まるまでにものすごーく時間が掛かる。
・ガスヒーター。これが一番温かくなるが、いちいちガソリンスタンドまでガスを買いに行かなければいけない。また、適当な時間に換気が必要。
・エアコン。夏場はそれほど暑くないNZでは、エアコンの普及率はかなり低い。よって、暖房で使うことも稀。
・暖炉。これは絶対に日本人が憧れるもの!暖炉のある家っていいですよね?いちいち薪をくべなければいけませんが、そこそこ温かくなる。しかし、問題が。Aucklandではそれほどでもないけれど、Christchurchのような寒い地域では暖炉を使っている家庭が多い。よって、ものすごい煙害が問題になっている。朝になると、霧ではない煙に街が覆われている。
というもの。
前のフラットでは、ドライヤーのような暖房機を使っていました。そのフラットは商売でやっているフラットなので、特に使うな、とは言われなかったから。
しかし、今の家は一般の家。
やはり電気代は節約したいもの。それに協力する形で暖房機は使っていません。別途お金を払えば使わせてもらえますが、電熱式のものしか使わせてもらえません。
僕としてはガスヒーターを使いたいけれど、この狭い部屋にそんなのを入れてなんかの中毒になってはかなわん、ということで今は控えています。
あまりにも寒くなって、お金に余裕があれば買いたいのだけれど。
ここで出番ですよ~、湯たんぽ!
日本だとブリキのようなもので作られたものを思い浮かべるでしょうが、こちらのは日本で言う、氷枕のようなゴム式です。
これにお湯を入れ、タオルか何かを巻いて、寒い部分に当てていれば結構暖まります。
今これを書いている僕は、椅子の上にあぐらをかき、その上に湯たんぽを置き、更に保温効果を高めるために分厚く大きなタオルを掛けています。
この湯たんぽは、特に寒がりな女の人のベッドのお供として愛用されています。
だったら、僕が「暖めて」あげるのに!(笑)

というのが、NZでの電気事情、ヒーター事情なのです。
早く自立して、普通に生活したい...